昨日、「ビリギャル」の著者として有名な坪田先生の最新刊『勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話』を読み終えました。

「どうせ無理」って誰が決めたの?
この本は、「ビリギャル塾」に集まった高校生が大学受験に向けて葛藤の中で自分の道を見つけていく実話です。
親の期待を無理やり押し付けられている優等生の女の子や、学年ビリで勉強習慣のない男の子、集中力の続かない子や、心を閉ざしたまま過ごす女の子、白血病を患いながらも医師を目指す男の子など・・が登場します。
普通の基準で考えたとしたら「絶対に無理」「やっても意味ない」ということになるような夢を、それぞれが悩みながらも叶えていくんです。そこには坪田先生をはじめとした「可能性を信じてくれる大人」がいたから。
よく「どうせ無理」って言われることってありますよね。私自身も何かをはじめようとしたとき、誰かに相談すると、その夢が大きければ大きいほど笑われたり、「そんなの無理だよ」と言われてきました。実際に今「やりたいな・・」と思いはじめていることがあるけれど、それ自体も、誰かに言ってしまったらそれが逃げてしまいそうな気がするから言えません。きっと言わないと思います。言うとしたら、その夢が叶うだろうなという確信が取れてからからもしれません。
実際に挑戦してない人が止めるなら
この本の中でも、学年ビリの男の子が「東大を目指している!」とあえて周りに公言するのですが、それを聞いた周りの保護者や先生から「身の程を知った方がいい」「かわいそう」「落ちて傷つくだけ」と言われるんです。そんなふうに周りが言うことによって、その男の子の母親は揺れてしまう。「私もやっぱり無理なんじゃないじゃないかって・・」
確かにその時の合格可能性はゼロに近い。でも、そのママ友たちの子どもは誰も東大を受けていない。でも「無理だ」と決めつけているんです。挑戦してみてダメだったらその言葉に深みがあるけれど、挑戦したことがないのに「無理だ」と決めつけるのは違うな・・と私自身も感じました。
結果がどうなるかなんてわからないし、確かに可能性はほぼゼロかもしれないけれど、本気で向き合った経験は、その後の人生に絶対に意味をもたらしてくれると思うのです。
どうせ死んじゃうのに勉強する意味あるのかな
本の中に出てくる白血病の男の子は、医師を目指しているけれど、医師になるまでに命が持つかもわからない。ましてや受験までもわからない。そんな中でも「今日生きている」という事実の中で頑張っているんです。
人は誰でもいつか死にます。それは例外なく。
きっとこんなふうに思ったことがある人は何人かいるんじゃないかな・・と思うのですが。辛いことや乗り越えなければならないことが起きた時「どうせ死んじゃうのに意味あるのかな」と思ってしまうことがありませんか?。私もよくあります。私は今50代。なぜ今からそれに挑戦しようとしているんだろう・・と思うことがあるんです。しかも何回も。
でも時間が経つとまた、やりたいという気持ちが顔を出す。その繰り返しで数年間を過ごしてきました。
子どもに夢を託したり、見てみぬふりをしたりしてきたその夢は、きっと私の中で叶えない限り、ずっと残っていくのだろうと思ったのです。
だって、頑張ってないから。やる前に諦めてるから。
この本を読んで「今からでもできることがあるような気がする」そんな気持ちになりました。






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