何かをしなければと心が焦っても、それを探すエネルギーがわかなくてとてもつらかった時期に、「手紙屋」という本を読みました。この本を読んだきっかけは、最初に「運転者」という本を読んで感動したため、同じ著者である喜多川さんの本であったことがきっかけです。
私が購入した「手紙屋」は2冊分がセットになっているスペシャル版で、高校2年生の女の子が大学受験への葛藤を表している内容と、大学生の男の子が就職試験に悩んでいる内容の2つが書かれていました。

目次
「勉強をしないでください」
「勉強をしないでください」
高校2年の主人公は手紙屋からこうアドバイスを受けるのですが、もともと勉強を嫌イヤやっていて、勉強をする意味を見出せなかったところから、勉強をしない期間を作り、心から勉強がしたくてしたくてたまらなくなった時に、やっと主人公が行動に移すのです。
無理やり「やらなくては・・」と焦っている時は見えてこないものが、勉強をしない時期を作ることによって見えてきた主人公は、その後、目的を見つけて、勉強を無我夢中でやるようになります。
将来の目標も、勉強する意味も見出すことができ、将来の夢が明確になった彼女は、それまでの惰性的な生き方から変わり、社会に貢献していく未来に向けて今を生きていました。






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