「利他的な人」が幸せになれる理由

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幸せになるための鍵は「利他」

これまでも世界中で、利他性と幸福度の関係にまつわるさまざまな実験や研究が行われてきました。
例えば、お金を自分のために使った人と他人のために使った人とでは、他人のために使った人の方が明らかに幸福度が高く、積極的に寄付やボランティア活動に参加している人は幸福度が高いなど、利他的な人は幸せであるという研究結果が出ているそうです。

仮に、積極的なボランティアではなく、無理やり参加したとしても、幸福度が高い傾向になるそうで、幸せを感じるためには、自分のことだけでなく、誰かのために社会のためにという「利他」の精神があると、結局のところ自分も幸せになれるんだということにつながっていくということになるということがわかります。

まずは「自分を満たすこと」

でも実際には、そうは言っても・・と思ってしまいますよね。
「利他」の精神が幸せにつながると知り、じゃあ誰かのために何かをしよう!と意気込んでみても、実際にその行動ができのは、自分が満たされてこそ・・だから。
自分に全く余裕がない状態では、誰かのために何かをしようという気持ちになるの難しい。
だからまずは「自分の心を満たすこと」を優先することが大事だと思うのです。

誰かに親切にできる時というのは、思い返してみるとやっぱり自分の心に余裕があるときなんです。余裕がないときはやろうと思ってもできない。(すごく疲れているときに席を譲る余裕がない・・もっと座っていたかった・・みたいなそんな感じ・・)だからまずは「自分の心を満たすこと」からはじめてみようと思うようになりました。

感謝の気持ちを伝えてみる

そして、「利他」の心を育てるといっても、いきなり大きなボランティア活動に参加するなど、ハードルの高いことをする必要はなく、小さなことからでいいんです。
例えば、外食をした際に店員さんに「ごちそうさまでした」「美味しかったです」という言葉を伝えることだっていい。バスの運転手さんに「ありがとうございました」と声をかけることでもいい。家族に普段は言えないけれど「いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝えることだっていい。言われた人はやっぱり嬉しいだろうし、言った本人も気持ちがいいものだから。

ゴミを拾う

大谷翔平選手が、マンダラチャートの中で「運」というキーワードをもとに、今後何をしていけば良いのかを書き出していた欄を見ました。その中に「ゴミを拾う」というものがあり、実際にテレビで映っていたのですが、大谷選手は、球場でサッとゴミを拾っていたのです。誰が見ているわけでもない、誰かにありがとうと言われるわけではない。だとしても、そのように、見えないところでサッとゴミを拾っている様子はとても輝いて見えましたし、とても感動しました。

少額で良いので寄付や募金をしてみる

寄付や募金等をするとなんとなく幸せな気持ちになったことはありませんか?寄付をすることで、それが少額であったとしても利他の心が育まれていることを実感することができます。大きな金額を払うことができなくとも、それらが積み重なって、誰かや社会のためになるんだと思えると、胸が温かくなることを実感しました。

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