大学受験〜親も一緒に勉強したい〜

高二の冬になって、新しい塾に転塾した息子でしたが、相変わらずスケジュールはぎっしり状態でした。

週5日の部活と週2のテニススクール。これまではテニススクールがはじまる前に1コマだけとっていた英語を塾で受けて、その足でスクールに向かうということができていましたが、このままのペースでは勉強時間が足りません。「テニススクールを減らして」とお願いしたけれどで「わかった」とは言ってもらえませんでした。

・・となると限られた時間の中で長くなった塾の時間とそれ以外に行う塾の課題をする時間を確保する必要があります。それがなかなか難しくて、この時期になっても部活とスクールに夢中になっている息子にもどかしさを感じていました。

目次

私も勉強をはじめてみた

塾ででた課題に合わせて、私も同じ時期に勉強をはじめてみました。本音を言うと、私が塾に行って大学にも入学したい!と思っていたくらいなので、予備校に行きたい気持ちがものすごく強くありましたが、金銭的にもそれは無理だったので、自宅でやることを選びました。

まずは英単語からはじめ、英文法をやってみました。
もともと単語帳を自分でやっていた時期はありましたが、塾の管理表のペースがとっても早かったので、どんどん進めていく感じになり、やっていてもすごく楽しかったんです。

それを本来であれば、塾に行った日にアウトプットをかねて課題をやり、先生と進めていくわけなのですが、それができなかったので、気持ちがだらけてしまう日もやっぱりあって・・。なんでこんなことしてるんだろう・・と思う日があったり、気持ちのブレが大きかったのです。

でも、一緒のペースで勉強をはじめられたことはすごく嬉しかったし、自分も予備校に通っている感じがして、日々に楽しみができてきた時期でした。

なかなか覚えられない

このとき52歳。年齢は関係ないと言いたいところですが、単語などがなかなか覚えられなくて、何度も何度も同じところを間違えては覚え直し、それもすぐ忘れてしまう自分に、私ってなんでこんなに覚えられないわけ??と思ったことも何度もありました。

「ターゲット1900」という単語帳をやっていたのですが、これまでは最初の方ばかりを繰り返すという非効率なやり方をしていました。でもこの時からは、1日100個ずつを進めていく方法に変え、19日で一周を終える方法に変えていくことができました。でもやっぱり忘れてしまう。その繰り返しだったけれど、勉強できることがすごく楽しくなってきたんです。

一緒に勉強した目的

親が勉強する姿を子どもが見たら、勉強する気になってくれるかな?と思っていた時期がありましたが、見事に「親が勉強する姿を見たからって、勉強する気になるわけじゃないからね」と言われました(おい・・)

でも、そうであったとしても、同じ方向を見て一緒に頑張れるというか、関わりをもてる時期は今だけなんだと思ったら、それが嬉しかったんです。

大学に入って社会人になっていくのももう少し。自立していく子どもを見るのは嬉しい反面、私自身も寂しかったんだろうなと思います。

小さい頃の大変だった時期の子育ての思い出も、時間が今よりもはるかになくて必死に子育てしていた思い出も、今思い出してみたら、それも含めて愛おしくなったのです。

だから私は一緒に勉強するという選択をしました。それがどんな方向に進むかもわからなかったし、どんな結果を生むかもわからなかったけれど、それでもやると決めていました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次